うつ病と診断された場合にはしっかりと相談し治療する

症状で異なる治療

把握できない患者の数

精神科や心療内科で、うつ病と診断された場合、治療が必要になります。うつ病は放置しておくと、悪化してしまい、最悪の場合は自殺などのリスクもあります。うつ病と診断された場合は、早め早めで治療を行なうことにより、確実な解決が望めますし、治療にかかる時間も短くすることもできます。治療は、大きく分けて二種類あり、向精神薬を利用する投薬治療と、カウンセリングで考え方を変える心理療法です。この二種類の治療は、どちらも行った方がよいといえます。投薬のみであれば根本的な解決はできず、心理療法であれば完治するまでの間の不安が軽減できません。向精神薬といっても、抗不安薬や抗うつ薬、睡眠薬など種類は様々です。その中から自分に適したものを選ぶことで、治療の効果は現れやすくなります。投薬療法と同様に、心理療法にも種類があります。その中でも、効果が高いと言われているのが認知行動療法です。

地域ぐるみでのうつ病を考える時代

認知行動療法とは、言うなれば自分自身の性格を変える治療法です。うつ病と診断される人は、基本的に生真面目であることが多く、ストレスに弱いという特徴を持っていることが多いです。しかし、認知行動療法によって物事に対する考え方をポジティブなものに変えたり、ネガティブなことがあっても大丈夫と思えるようにしたりという風にストレスに強くなることができます。うつ病と診断されても、このような治療法をとることにより、解決することができます。

環境の変化にうまく対応できずうつ病を発病するパターンがよくあります、俗に5月病と言われる症状でうつ病と診断されるケースもあります。ここ数年の間で日本国内ではうつ病と診断される人が増えています。また病院に行かないだけで本人が認識をしていないうつ病患者もいます。日本の中で、うつ病はいつ発病しても不思議ではない病気になっているのです。他人とうまくコミュニケーションが取れない人が増えていたり人とのつながりを嫌う人が増えるなど日本人の性格や生活環境が劇的に変化していることが原因として考えられます。医療機関では薬の処方で改善を図りますが、すぐに症状がよくなる病気ではないため気長な治療が必要な厄介な病気です。

医療機関でうつ病の診断を受けた患者の中には生活のために仕事を休んだり、やめることができない人も大勢います。本人がつらいのはわかりますが、うつ病患者と仕事をしなければならない周りの人間も大変です。余計な行動でうつ病患者の症状を悪化させる可能性もあるので接し方が難しいのです。病院で診断された病名を職場に報告して理解を得ている場合はまだよいのですが、困るのは病名を隠して仕事をしている場合です。隠しておきたい本人の気持ちもわかるのですが、病気だと知らない職場の人間がうつ病患者を追いつめてしまうことがあるからです。これだけうつ病になる人が増えている社会なのですから患者との接し方などの講習を地域や職場で行う必要性が出てきています。