うつ病と診断された場合にはしっかりと相談し治療する

患者数が多い

現在受けることができる診断方法

うつ病は、精神疾患の中でも患者数が圧倒的に多く、一種の社会問題としても捉えられています。10人に1人程度は、生涯のうちに経験するともいわれている身近な病です。若年層より中年の人がかかりやすいといわれ、その中でも男性より女性の方が患者数が多いというデータもあります。だからといって、若年層の男性なら安心というわけではありません。うつ病は、憂鬱な状態が慢性的に続く病気を指します。何事に対しても意欲がわかず、食欲や性欲の低下、不眠症、思考力や集中力の低下など様々な症状が現れます。酷くなると自傷衝動や自殺衝動が強くなり、時として死に至るケースもあります。原因は主にストレスや睡眠不足だといわれており、これが脳内の伝達物質に異常を起こし、発症します。発症するといっても、自覚できるほど重い症状がいきなり現れることは少なく、一時的に憂鬱になっているだけだと思う人も多くいます。

うつ病には早期発見早期治療と根気強さが大切です。

この病気は、生真面目でストレス耐性が低い人ほど、発症するリスクが高いといわれています。患者数が多いことから、治療法も様々整っており、精神科や心療内科であれば必ず専門医による診断と治療が受けられます。治療にはカウンセリングや投薬が行われることが多く、症状を和らげながら根本的な解決をすることが可能です。早期治療が行えれば、その分治療にかかる時間も少なくなり、早期解決をすることも可能になります。もし、精神的な不調を感じたのであれば、精神科や心療内科を訪ねましょう。

 うつ病や躁鬱病などの気分障害は、現在客観的な診断方法は確立されていません。  精神医学では、原因によって診断する立場(病因論的診断)と、症状によって診断する立場(症候論的診断)の2つの診断方法があります。論的な考え方はうつ病を原因から理解しようとするもので、症候論的な考え方はうつ病を症状から理解しようとするものです。  うつ病の病因論的診断としては、MRIで脳の血流量を調べる光トポグラフィーや、血液中のEAP(エタノールアミンリン酸)濃度を調べる血液検査があります。光トポグラフィー検査は健康保険の適用ができるようになり、自己負担は数千円ですむようになりました。  症候論的診断としては、臨床心理士や医師による問診がそれにあたります。

 うつ病は気分の障害を基本症状とする精神障害です。原因はまだ特定されていませんが、脳の働きが関わっていることと、環境的な要因が関係することがわかっています。  これまでうつ病のでは臨床心理士や医師らの問診が主流でした。現在は脳の血流量を調べる光トポグラフィー検査や、血液中のEAP(エタノールアミンリン酸)の濃度を図る血液検査などが客観的な方法としておこなわれるようになってきました。  うつ状態とうつ病は違うものです。うつ状態のには「適応障害」隠れている場合が多く、うつ病は治療方法が異なります。認知症の初期とうつ状態が間違われることも決して少なくない。誤った診断で誤った治療を行っても決して良い結果えることはできません。  客観的な検査の必要性が高まっているのもこれが理由です。

  • 専門医による診断

    うつ病を治療するためには、まず精神科や心療内科など専門医の診断が必要になります。自己解決しようとするのではなく、専門医の力を借りて適切な対処をしてもらうようにしましょう。

  • 症状で異なる治療

    うつ病と診断された場合、治療は大きく分けると2種類あります。薬による治療とカウンセリングによる治療です。この2つの治療法は併用することができ、併用することでより効果を発揮します。

  • 様々な原因

    脳内の伝達物質に異常が起こる病気であるうつ病は、「心の風邪」とも呼ばれ、精神的な軽い不調と考えられることもあります。うつ病と診断され、治療を行うときには、しっかりとした休養もとりましょう。